=ryouの踏み跡= 03−06〜15
特集:七沢弁天ノ森周辺9コース (山ノ神トンネル・見晴広場B・日向山七曲峠の間)
E 上部の林道終点から中弁天へ
2003 2/26 晴れ 単独
広沢寺温泉駐車場−(45分)−上部林道終点−(30分)−中弁天−(10分)−上弁天
他の項に紹介したように上部の林道に至るコースは弁天ノ森キャンプ場経由、大釜弁財天旧道から弁天岩裏経由、七曲峠分岐の少し西からの急登などが使える。林道は終点手前では崩落個所があるが歩行での通過は差し支えない。この2月末には手前200mのあたりでの擁壁にコンクリート吹きつけ工事が始まっていた。チョロチョロと水のしたたる沢を渡って林道は終わる。沢から左手に踏み跡があり515mピークへ向かうものだったと思う。私はp515が下弁天ではないかと思うのだが・・ここには灰皿代わりの土管があり、’弁天の使い’の図の土管の位置とは異なるのがちょっと気になる。
このあたりは犬を連れて何回か歩いたところだ。バブルがはじけてずっとストップしたままの正面の崖に斜めに取り付く。落石もありそうで何も好き好んでこんな尾根をとしり込みしたくなるところだが、ほんの5分も登るとのどかな気持ちのよい尾根となる。左には弁天御髪尾根、右には谷を越して隣りのカヤトの尾根が明るい。やがて鐘ケ岳も顔を出してくる。右の尾根に渡る踏み跡はないかと気をつけながら上っていく。
やがて尾根が痩せてくるが木の根がしっかり張っているので心配ない。数日前の雪がまだらに残っている。中弁天への詰めは急登だ。頂の手前に黄色の毛布が2箇所に放置されているのは何だろう。落ちている’保安林’の表示を木の幹に立てかけてカメラに収める。なだらかな尾根は右手に柵が現れると急登になり振り替えると厚木方面が広く望まれる。柵が終わると上弁天だ。ゆっくりと展望を楽しむにはこの山域では最良の場所である。中弁天の下には七曲峠から広沢寺温泉への尾根のp375が荒れた崩壊をこちらに向けている。逆にp375もこちら側を望む好位置にあるわけだ。下山に使うときには林道終点への最後の急下降を誤らなければ楽しめるコースだと思う。
弁天ノ森キャンプ場の案内板
弁天岩裏コースから林道へ
林道終点 右に回り込み尾根へ
ちょっと登ると なんとおだやかなo(^^o)
けものの踏み跡も少ない
左前方の中弁天ピークを目指す
変化にとんだ気持ちのよい尾根筋
中弁天はするどく突き上げている
中弁天 寝ていた標識を起こして
中弁天から上弁天へ
のびやかなカヤトの尾根が呼んでいる
上弁天から中弁天を振り返る
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案内図 茶色の線は車道 空色は一般登山道 以下はこの概念図のコース番号にしたがって記載 −2003 2/28 現在− |
[ご案内] コース番号をクリックすると該当のコースへジャンプします | |
@ | 広沢寺温泉駐車場からゆるく尾根通しに375mピークを経て七曲峠 |
A | 西に100mほどでトイレがある。この先で左に枯れた竹の林を抜けて尾根に出て崖のふちを375mピークへ |
B | 375mピークから弁天岩と大釜弁財天の間へ下る |
C | 二ノ足林道に入り大沢川を渡った先で左へ。大釜弁財天へ至る古道を進み一ノ足沢を左へ渡った地点から正面の尾根に取り付き、弁天岩の北をまいて上部の林道(一ノ足林道?)に出る。 |
D | 大沢林道で日向山への七曲峠道を見送り七沢川を右に渡ったところから、右手の山腹に取り付くと鹿柵をいくつか越して上部の林道に出る。林道を右に尾根を巻き込んだ左に弁天御櫛尾根の登り口がある。数多くの名刺判の案内に従って行けば見晴広場Bへ出る。 |
E | 上部の林道を北へ(山の神トンネル方向に)進むと400mほどで林道は終わる。先の尾根に取り付き登っていくと中弁天に至る |
F | 上弁天からのびやかな裸地を横目に柵に沿って下って行く。ちょっと盛り上がったピークの手前で左の鐘ケ岳に向け谷へと下る。谷を右へ下ると新設されたカメラ付の仰々しいゲートの上に飛び出す。 |
G | 見晴広場Bから山ノ神トンネルへと向かって下り急な下りになる手前で右のゆるい尾根の踏み跡に入る。下って行くとゲートのすぐ上の尾根の端のミラーのところにでる。林道の拡張にともないこの取り付きがちょっと分かりにくくなってしまった。2mほどの擁壁の脇から。 |
H | 大沢から上弁天へ向かう変化に富んだ楽しい長い尾根。見晴らし広場Bへのお勧めコース 付1:七沢の名水’澤水’ 付2:しゃにむに鐘ケ岳南面 |