=ryouの踏み跡= 03−06〜15
特集:七沢弁天ノ森周辺9コース (山ノ神トンネル・見晴広場B・日向山七曲峠の間)
B 375mピークから弁天岩と大釜弁財天の間の大沢林道へ
2003 2/26 晴れ 単独
P375−(15分)−大沢林道(弁天岩と弁財天の間) 附:七曲峠分岐から旧道で上部の林道へ
治山事業のための山道が作られているはずとの目論見どおりしっかりした道があった。北西に向かって急なガレ場につけられた植林用の踏み跡を下っていく。網の目のように錯綜しているが一番しっかりしたものをたどる。弁天岩に向かって下って行くが途中で左手の沢に向かい柵をくぐると大沢林道であった。ここは鞍部になっておりしっかりした木道があるので林道から上るときには見落とすことは無いだろう。弁天岩の西で少し先には七沢525の標識の電柱がある。
こちらがわからは一番容易にp375に立てるが、植林したとはいえザレの崩壊は続くと思われ雨後などは十分な注意が必要だろう。今回はDの弁天御髪尾根を歩くので上の林道に上るのだが、昔歩いた道をと辿ってみようと大釜弁財天で休憩してから七曲峠への分岐に向かった。
附:
七曲峠への分岐から沢を飛び越して向かいの斜面に取り付く。柵を越える赤い三脚が目印だ。だが・・日当たりのよいこの斜面にはもう踏み跡とけもの道との区別すらつかない。やっと上りついたカヤトの尾根からは50m足らずで柵を三脚で越して林道の屈曲点に出た。ここには三脚が2つあり西のほうは新しく使われるようになった道で大沢川の橋のところに下るものである。この林道は山の神トンネル方面へ抜ける予定だったらしいが、5年程前から工事が止まったままであり随所に落石や崩壊があり春になると補修が行われている。2003年2月も崖に金網を張り吹き付けと沿うの準備中であった。この林道の入り口は弁天の森キャンプ場であるが、50mほどのところに立派なゲートがあり完全に閉鎖されている。
p375の北側はザレている
p375の展望はなかなかのもの
弁天岩目指して下って行く
クライマーがはりついていた
林道から見上げる取り付き
大釜弁財天は給水に絶好
昭和8年七沢区民 雨乞祈願成就の碑
七曲峠への分岐から向かいの斜面へ
春を告げるスミレの花
旧道のリボンが残っていた
左は旧道 右が新道の三脚
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案内図 茶色の線は車道 空色は一般登山道 以下はこの概念図のコース番号にしたがって記載 −2003 2/28 現在− |
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@ | 広沢寺温泉駐車場からゆるく尾根通しに375mピークを経て七曲峠 |
A | 西に100mほどでトイレがある。この先で左に枯れた竹の林を抜けて尾根に出て崖のふちを375mピークへ |
B | 375mピークから弁天岩と大釜弁財天の間へ下る |
C | 二ノ足林道に入り大沢川を渡った先で左へ。大釜弁財天へ至る古道を進み一ノ足沢を左へ渡った地点から正面の尾根に取り付き、弁天岩の北をまいて上部の林道(一ノ足林道?)に出る。 |
D | 大沢林道で日向山への七曲峠道を見送り七沢川を右に渡ったところから、右手の山腹に取り付くと鹿柵をいくつか越して上部の林道に出る。林道を右に尾根を巻き込んだ左に弁天御櫛尾根の登り口がある。数多くの名刺判の案内に従って行けば見晴広場Bへ出る。 |
E | 上部の林道を北へ(山の神トンネル方向に)進むと400mほどで林道は終わる。先の尾根に取り付き登っていくと中弁天に至る |
F | 上弁天からのびやかな裸地を横目に柵に沿って下って行く。ちょっと盛り上がったピークの手前で左の鐘ケ岳に向け谷へと下る。谷を右へ下ると新設されたカメラ付の仰々しいゲートの上に飛び出す。 |
G | 見晴広場Bから山ノ神トンネルへと向かって下り急な下りになる手前で右のゆるい尾根の踏み跡に入る。下って行くとゲートのすぐ上の尾根の端のミラーのところにでる。林道の拡張にともないこの取り付きがちょっと分かりにくくなってしまった。2mほどの擁壁の脇から。 |
H | 大沢から上弁天へ向かう変化に富んだ楽しい長い尾根。見晴らし広場Bへのお勧めコース 付1:七沢の名水’澤水’ 付2:しゃにむに鐘ケ岳南面 |