=ryouの踏み跡= 03−06〜15
特集:七沢弁天ノ森周辺9コース (山ノ神トンネル・見晴広場B・日向山七曲峠の間)
D 弁天オグシ(御髪)尾根で見晴台Bへ 見所は上弁天の大展望
2003 2/21 晴れ 単独
上部林道弁天オグシ尾根取り付き−(25分)−下弁天?−(10分)−中弁天?−(10分)−上弁天ー(10分)ーヒョウタン広場への分岐−(5分)−見晴広場B
※地名には’弁天の使’の案内図に記載されているものを使いました。上弁天・中弁天・下弁天・弁天見晴・弁天御髪尾根
弁天の使いの親切な招待状があるからには訪れないわけにはいかないと、昔は苦労したことを思い出しながら取り付いた。ところが、足元は刈り払われ倒木も処理されて季節が冬でもあるために見通しもアリ快適な歩きができた。招待状に感謝。
林道が尾根を切り開いたので取り付きは尾根の裏側に回りこんだ写真の崩れの手前から階段が作られていた。そのまま杉林を尾根まで上り切ると鹿除けの柵にそってどこまでも上っていく。夏に木の葉が茂るとうるさいだろうと思われるところもあるが、柵を左に越して上部に行くほどにすっきりしてくる。左のピークを右に巻いていくと大昔の標識が木の股に挟んであった。やがて灰皿代わりの土管のあるピークに着いた。ここが時間的にも下弁天かと思ったのだが弁天の使いの図では土管のあるのは下のピークとなっていた。
やがていくつかのピークをこえると保安林の標識が地面に横たわっているのが中弁天だろう、林道終点から続く尾根の頭だ。ゆるい上下があって大きく上ると右手に坂避けの柵となり草原の頭といった明るく展望のよい上弁天だ。右の鐘ケ岳に向かって植林されたばかりのカヤトのような尾根が気持ちがよい。厚木の方角も大きく開け上ってきた尾根も一望できるのでゆっくり休みたくなるところだ。
下って急坂を登り直すし弁天見晴らしで一般の登山道と合する。ヒョウタン広場をへてキャンプ場に下るこの道は急坂である。見晴らし広場Bはロープにすがって一登りだ。このあたりはシカ落としと呼ばれるように注意が必要なところだ。見晴らし広場Bは北西に三峰山が樹間に望まれるものの展望はあまり期待できない。早々に腰を上げて山ノ神トンネルへと帰路についた。
取り付き点は崩れている手前
弁天の使の親切な招待状 o(^^o)
弁天オグシと呼ばれる地点だろうか
小奇麗な尾根道
いくつもピークを越えていく
上弁天から北東に下る尾根と鐘ケ岳
上弁天からの中弁天とp375
弁天見晴らしは分岐点だ
見晴広場Bと呼べるほどの展望はない
B広場からは鐘ケ岳を目指して下る
二ノ足林道の監視カメラ
監視カメラは違法投棄防止用らしい
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案内図 茶色の線は車道 空色は一般登山道 以下はこの概念図のコース番号にしたがって記載 −2003 2/28 現在− |
[ご案内] コース番号をクリックすると該当のコースへジャンプします | |
@ | 広沢寺温泉駐車場からゆるく尾根通しに375mピークを経て七曲峠 |
A | 西に100mほどでトイレがある。この先で左に枯れた竹の林を抜けて尾根に出て崖のふちを375mピークへ |
B | 375mピークから弁天岩と大釜弁財天の間へ下る |
C | 二ノ足林道に入り大沢川を渡った先で左へ。大釜弁財天へ至る古道を進み一ノ足沢を左へ渡った地点から正面の尾根に取り付き、弁天岩の北をまいて上部の林道(一ノ足林道?)に出る。 |
D | 大沢林道で日向山への七曲峠道を見送り七沢川を右に渡ったところから、右手の山腹に取り付くと鹿柵をいくつか越して上部の林道に出る。林道を右に尾根を巻き込んだ左に弁天御櫛尾根の登り口がある。数多くの名刺判の案内に従って行けば見晴広場Bへ出る。 |
E | 上部の林道を北へ(山の神トンネル方向に)進むと400mほどで林道は終わる。先の尾根に取り付き登っていくと中弁天に至る |
F | 上弁天からのびやかな裸地を横目に柵に沿って下って行く。ちょっと盛り上がったピークの手前で左の鐘ケ岳に向け谷へと下る。谷を右へ下ると新設されたカメラ付の仰々しいゲートの上に飛び出す。 |
G | 見晴広場Bから山ノ神トンネルへと向かって下り急な下りになる手前で右のゆるい尾根の踏み跡に入る。下って行くとゲートのすぐ上の尾根の端のミラーのところにでる。林道の拡張にともないこの取り付きがちょっと分かりにくくなってしまった。2mほどの擁壁の脇から。 |
H | 大沢から上弁天へ向かう変化に富んだ楽しい長い尾根。見晴らし広場Bへのお勧めコース 付1:七沢の名水’澤水’ 付2:しゃにむに鐘ケ岳南面 |