=Ryouのコースガイド= a90
赤面山再々訪 -佐久-
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左・赤顔山 右・天狗山 大深山遺跡
千曲川源流の川上村に入ると北の空に三角錐の岩壁を突き上げている赤顔山が目にとまります。赤顔山、きっと朝日を受けて一番に輝くふるさとの山なのでしょう。あかづらと呼ぶのもほほえましいですね。(HP86赤面山序引用)今回は大深山遺跡からのルートを探りました。
[月日]6/17(日)
[山名]赤顔山(あかづらやま1598m)
[地図]1/25000御所平
[その他]単独 晴れ
[行程]
大深山遺跡駐車場(4:45)−林道を先の別荘まで行って来るーとり付き(5:06)−尾根上(5:13)−大岩(5:28)−赤顔山三角点1598m(5:52)−ー林道(6:38)−遺跡散策ー駐車場(6:55)
信州峠からまだ明けやらぬキャベツ畑の中を下って、千曲川を渡り左折すると大深山遺跡はすぐです。遺跡の駐車場は30台は大丈夫でしょう。身支度をして西に進むと遺跡の端を通過します。オオバコの茂った林道は右からの小沢を越します。正面が赤面山ですがとり付きがわからないので200mほど先に進むと右に車道が上っていました。しかし100m足らずで林の中の無人の別荘(?)で道は消えました。
とり付き手前から赤顔山 尾根に出た
右手の尾根に向かう笹薮は歩きたくないのでもう一度小沢の手前まで戻り、最短距離で尾根に向かいます。少し藪っぽかったがすぐに荒れた岩屑の間を登って尾根に出ることができました。10分もかかりません。やせた白樺などもみられる鞍部状のところでした。ここからは尾根をはずさないように一本道です。樹林の中ですがだんだんやせ気味の岩尾根になってきます。
唐松まじりの林 岩屑がでてくる
やがて正面に大岩が現れます、今回は右手を巻きました。やせ尾根は右に巻く踏み跡がみられますが、あまり巻きすぎると戻りにくくなるようです巻き道は獣道と共用なのです。ときどき川上村のキャベツ畑が足下に見え隠れします。
行く手をふさぐ大岩 川上村の畑が見える
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ヤマツツジを楽しみながら一登りすると赤白ダンダラの棒の立つ三角点でした。山頂まではたったの1時間といったところですからゴルフ場から登る必要はなさそうです。帰路はどんどん下りますが、注意しないと岩稜の上に飛び出してしまう場合があるので注意が必要です。
もうすぐ山頂 三角点のある山頂
このコースは1度登りに使ってから、下るようにして欲しいと思います。いきなりの下降はザイルでももった岩屋のパーティーならともかく無理は禁物です。しかし上り下りともに1時間ですから価値のあるルートだと思います。
遺跡の解説板 句碑
遺跡点景 ネコの喜ぶマタタビ
帰路は馬越峠を越えて天狗山の北に回りこみ、こちら側からの登路を探した。レンゲツツジが満開であった。
次ぎに南相木から茶ノ木平方面を目指したが、ダム工事のため立ち入りできず引き返した。春に開通した新道とトンネル、旧道の大芝峠を散策する。
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大芝峠の案内板